地球の重力ハンパない

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地球の重力ハンパない

根無し草の雑記ブログ

~根無し草の雑記ブログ~

【卒園式】涙と鼻水で汚されたスーツのクリーニング代はだれが払うのか

いよいよ今日から4月になりました。



だんだん暖かくなって来て気分もウキウキ、もうすぐ春だー、今週末は花見に行こうー、なんて思っていたら、雨が降ってくれやがりまして、気温も一気に下がってくれやがりまして、気分もダダ下がりだった本日です。



去年も雨のせいで花見がお流れになり、なんだかんだ理由があって3年前に日本に帰国してからまだ花見が出来ておりません。



今年こそは花見ができますようにと祈りつつ、話を本題に戻しますが、というか戻す以前に始めていなかったのですが、先日無事に我が家の娘っ子が保育園を卒園しました。



アメリカのプリスクールに始まり、日本に帰って来てからも転園に転園を重ね、最終的には四つの保育園に通ったことになります。



日本に帰国してすぐは、どこの保育園にも入れなかったので、私立の保育園に入れました。



その時の保育料は月6万円。



高いと思いますか?



今の私なら思いますが、当時の私からすればアメリカで払っていた費用の半分以下だったため、むしろ安いと思ったくらいです。



アメリカでも全米1~2位を争う物価の高い地域に住んでいたため、月の保育料が10万越えは当たり前でした。



20万円のところに見学に行ったこともあります。



そんなお高さでも、2年後の保育をお願するのに、すでに予約はいっぱいでキャンセル待ちという状態。



「子供二人も産んだらお金がかかりすぎて働きに出られない」なんて言うジョークが交わされるほどの過密状態でした。




娘っ子も2歳半で何とか入れたプリスクールに始まり(それ以前の年齢は託児所で保育されるのが通常)、3歳で日本の保育園に入園。



環境の変化に戸惑いつつも、怪我をさせられたり、嫌なお友達がいたり、でも大好きなお友達や先生が出来たり。



給食のお替りをさせてくれなかったと家で号泣したり、ママと離れたくないから保育園に行かないと登園拒否されたり、その割にはお迎えに行っても帰りたがらなかったり。



都内で働いている私に代わり旦那がいつも送迎してくれていたおかげで、私が初めてお迎えに行った際に先生に身元確認されたり、「ママ本当にいたんだー!」と娘の友達に驚かれたり。



そんなことをいろいろ思い出しながら臨んだ卒園式。



卒園児たちが卒業証書を受け取るのをしんみり見ている中。





























突然先生がすッ転びました。










結構派手な音を響かせて。



状況を説明します。



卒園児たちを見送る次期年長さんたちの中に、おねむでぐずり始めた体の大きな男の子がいました。



午後から始まった卒園式です。


いつもならお昼寝の時間だからそりゃ眠いはず。



その子を違う部屋に移動させるため、小柄な先生が抱っこして会場を後にしようとした瞬間、バランスを崩して先生が転びました。



転びそうになった瞬間、先生は子供の頭をしっかりガードしながら自分の膝と肘で着地して、すぐ何事もなかったように立ち上がり、音を立ててしまったことを詫びるように頭を何度も下げながら部屋を後にしました。



最初から泣いていた男の子にはもちろん怪我はなく、先生の卒園式仕様のフォーマルスーツに鼻水と涙をくっつけながら退場するのをみた瞬間、涙が出ました。



子供を守ろうとする姿勢に、先生のプロ根性に、そういう先生方に囲まれていた娘っ子の恵まれた環境に、ただただ有難くて頭が下がりました。



保育士の給与が低すぎるとニュースで取り上げられている昨今。



先生方のお給料が高いか安いかは分かりようがありませんが、鼻水と涙でグチョグチョにされたスーツのクリーニング代はもちろん先生の自腹になるはずです。



それでも迷わず子供を抱きかかえ、身を挺してかばう姿に、どうかこういう先生方が、お給料が少ないからといって保育士を辞めなければいけない状況になりませんようにと願わずにはいられませんでした。



仲のいい同僚に、40歳手前にして保育士の資格試験にチャレンジしている人がいます。



子供が好きで、給料の面で不安を感じつつも、それでもなりたいと夢を語ってくれました。



転んだ先生や保育士になりたい同僚のような人が増えますようにと願いつつ、娘は保育園を巣立ちました。



アホな政治家のニュースを見るたびに、自分の収める税金の使い道を、ふるさと納税の時みたいに自分で選べればいいのになと思います。


今日の独り言:

来週から小学生。

感無量だな~。