地球の重力ハンパない

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根無し草の雑記ブログ

~根無し草の雑記ブログ~

【現場レポート】裁量労働制で3年間働いて感じたこと

 

裁量労働制という働き方があるのをご存知ですか?私は3年前に日本に帰国するまで知りませんでした。

 

Wikipediaによると、裁量制とは

 

 

日本における裁量労働は労働基準法の定めるみなし労働時間の1つとして位置づけられており、この制度が適用された場合、労働者は実際の労働時間とは関係なく、労使であらかじめ定めた時間働いたものとみなされる。 業務の性質上、業務遂行の手段や方法、時間配分等を大幅に労働者の裁量にゆだねる必要がある業務に適用できるとされる

 

 だそうです。字面だけ見ると分かったような分からないような気もしますが、要は

 

 

やることやれば勤務時間は問わないよ

 

 

ということになります。

 

私の今の仕事場が裁量労働制を取り入れているため、3年間この制度の元働いてきました。

 

裁量労働制の実態。現場の声をお届けしたいと思います。

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裁量労働制の実例

私の会社では大体10時半には出社していようねという暗黙の了解があります。それでも少し遅れて11時位の出社でも誰も気に留めないし、それ以上遅れるときは一報さえ入れておけば大丈夫。

 

退勤も同様、用事があれば早退できます。ただ、さすがに大事な会議ほっぽり出したり、締め切りをすっぽかしたりするのはNGなので、仲間内での事前確認が必要になります。

 

こんな感じで、毎日部署の10分の1くらいは何らかの理由で遅刻早退します。でもみなし労働なので、遅刻出勤、早退退勤でも1日働いた分だけのお給料は支払われます。 

遅刻早退の理由 

今までで一番面白かった遅刻理由は「雨が降ったから遅刻します」。

 

通訳をすると、「いったん家を出たが雨が降り出したので家に戻って洗濯物を取り込んでいたため出社が遅れます」になります。

 

「明日は風邪のため休みます」

「猫の通院のため早退します」

「私用により早退します」←美容院にいくため

「所用により早退します」←ネイルに行くため

「体調不良のため遅刻します」←ほぼ毎日

「本日休みます」←16時ごろ

「本日早退します」←13時ごろ

 

など多種多様な勤怠メールが飛び交います。さすがにあまりにも月の労働時間が平均を下回るようであれば何か言われるかもしれませんが、とりあえず勤怠は緩いです。

繁忙期の裁量労働制

さて、この裁量労働制。作業が少なくて暇なときはうれしい制度ですが、がっつり繁忙期は苦しいものになります。

 

繁忙期に入ると毎日午前様だったり、終電を逃してタクシーで帰ったり、休日出勤があったりと36協定すれすれのところまで働きます。

 

60日連日出勤とかもあるし、仕事に耐えられずに行方をくらます人もいるそうです。

 

なので、メリットもたくさんありますが、それに釣り合うくらいのデメリットもあるという感じです。

まとめ

とりあえず3年間裁量労働制で働きましたが、かっちりしたことが苦手な自分にはこの制度はあっています。

 

ただ、容易にブラックに転じることができる制度でもあると思うので、自分の体と心が悲鳴を上げる前に、助けを求めるスキルも必要かなと思います。鬱になったり身体を壊したら元も子もなくなってしまうので。

 

以上、裁量労働制に関して、現場からお届けしました。

 

今日の独り言:

一人が鬱になるとその作業が周りの人の負荷になって、負の連鎖が続いていく場合がある...